不倫で幸せなことも、悲しいことも、辛いことも、楽しいことも

職場の先輩でした。当時30歳。どんな人にも臆することなく話をできる人です。本人は甘やかしているだけだと言いますが、誰にでも優しい人でした。背が高く、抱きつくと気持ちいいくらい少しお腹が出ています。奥さんがいて、3歳の子供がいました。

私は18歳で仕事を始めました。そのときの初めての職場の先輩が彼でした。数ヶ月間はお互い恋愛感情はなく、普通に優しい先輩と新人という認識で、勤務中もとくに強い気持ちを抱くことはありませんでした。

しかし初めての夜勤の時、その日も先輩と組んで仕事を覚えていたんですが、ふとお互い目が合い、気付いた時にはソファの上で先輩に襲われていました。初めてのセックスでしたので訳が分からず泣きじゃくりましたが、終わった後私がおちつくまでずっと抱っこをして頭を撫でてくれました。それがキッカケで先輩が好きになり不倫をしました。

今だけと思いながら、ずっと続いて欲しいと願っていました。月に数回、夜中に先輩の車で情事を繰り返しては、大好きだから行かないでほしいと泣きじゃくり、夜が明ける朝の四時頃まで頭を撫でてもらっていました。

きっと先輩を通して幼少の時に亡くなった父を見ていたような気がします。先輩は、どうしてもっと早く生まれて来てくれなかったんだと度々口にしていました。先輩からお誘いの連絡がなければ会えなかったので、会う度に、もう次はないかもしれないと思いながら抱きついていました。

幸せなことも、悲しいことも、辛いことも、楽しいことも、終わりが来る。そしてそれは必ず私に返ってくるってことを身をもって知りました。私が先輩に泣きついているときは、奥さんが子供を抱いて静かに泣いています。
当時それを知ってたとしても、私はきっと先輩に会いに行っていました。恋愛対象にしてはいけない人が、それぐらい好きで好きでたまらなくなるんです。お互い1日のお遊びのつもりならあっさり日常に戻れますが、不倫は最後まで誰かしらがしんどい思いをしてしまいます。悔いも残ります。これ以上の人はいないと思ってても、次の恋に進むべきです。

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